四中工3発、完封勝ち

ゴール付近で競り合う四日市中央工・金平〈5〉

 全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)の1回戦15試合が行われた31日、
四日市中央工は千葉県市原市の市原臨海競技場で羽黒(山形)と対戦。3―0で下し、2回戦進出を決めた。

羽黒相手に練習成果発揮

 四日市中央工は21分、ドリブルで突破した川本からパスを受けた浅野が、
「GKとの1対1を想定していた自主練習の成果」(浅野)を発揮し、相手ゴールキーパーの動きを冷静に見て、ゴールに流し込み先制。
さらに試合終盤の65分に田村大の左クロスを田村翔が左足で、71分に田村大のCKを国吉が頭 で合わせて突き放した。

 樋口士郎監督は「初戦の硬さも出ていたのか、苦しい時間も続いて快勝という感じはしない。
もっと良いプレーができるはず」と注文を付けた。

(2012年1月1日  読売新聞)