四中工は入念にシュート練習/高校サッカー

四中工は入念にシュート練習/高校サッカー

得点王争いのライバル・田村翔太とボールを奪い合う四日市中央工・浅野拓磨(左)=駒沢陸上競技場(撮影・吉澤良太)

 第90回全国高校サッカー選手権は9日午後2時5分から、東京・国立競技場で決勝を行い、
20大会ぶり2度目の優勝を目指す四日市中央工(三重)は決勝前日の8日、東京都内で最終調整した。

 攻撃力が持ち味のチームらしく、約2時間のほとんどをシュート練習に費やした。
入念に繰り返したのが、球を奪ってからの展開。自陣から素早く縦に送り、シュートに持ち込むパターンを確認した。

 樋口監督は「フィジカル勝負では勝機はない。速くボールを動かさないといけない」と狙いを説明した。
国吉主将が警告累積で出場停止となるが、2年生の田村翔は「国さんの分まで、みんなで一体となって戦いたい」と誓った。(共同)