全国高校サッカー選手権大会(読売新聞社など後援)の1回戦15試合が行われた31日、
四日市中央工は、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で矢板中央(栃木)と対戦。3―2で勝利し、2回戦進出を決めた。
四日市中央工は、序盤から猛攻を見せた。
相手守備が手薄な逆サイドに素早くボールを回して攻め込むと、5分に中田がロングシュートを決め先制。
その2分後、大辻からのパスに加藤が右足で合わせ2点目を挙げ、
25分には相手GKのパスミスを奪った小林が冷静にシュートを決めた。
だが、その後は相手の反撃に苦しみ、前半の内にCKなどで2点を返される展開に。
後半も相手の猛攻を受けたが、粘り強く守りきり、接戦を制した。
樋口士郎監督は「次の試合も攻撃的サッカーを展開したい」と話した。
2014年1月1日
四日市中央工−矢板中央 前半5分、先制ゴールを決め、祝福される四日市中央工の中田選手(中)=ニッパツ三ツ沢球技場で |
全国高校サッカー選手権大会二日目の三十一日、
県代表の四日市中央工(四日市市)は横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で、
栃木県代表の矢板中央と対戦して3−2で勝利。二回戦進出を決めた。
前半五分、MF中田がセンターサークル付近から左足で上げた前線へのパスがそのままゴールに吸い込まれて先制。
七分にMF加藤、二十五分にFW小林が追加得点した。
その後三十一分、三十四分と矢板中央の身長を生かした攻撃で2点を返され、
後半も立ち上がりから攻め込まれる展開に。だが、GK高田の好セーブなどもあり、リードを守り切った。
二回戦は山梨県代表の帝京第三と二日午後零時五分から、川崎市・等々力陸上競技場で戦う。
(中日新聞 山口登史)
四日市中央工3−2矢板中央>◇31日◇1回戦◇ニッパ球
四日市中央工(三重)が矢板中央(栃木)の猛追を振り切り、初戦を突破した。
前半5分にDF中田の左足ミドルシュートでゴールネットを揺らして先制。
7分にはMF加藤が右クロスを右足で合わせて追加点を奪うと、
25分には相手GKのクリアボールをFW小林がすかさず拾い、左足で決めた。
直後に2点を返され、後半も何度も決定機を許したが、相手のシュートミスにも助けられ1点のリードを守り抜いた。
2点目を決めた2年生の加藤は「点を取ることだけを考えていた。
去年は(大会前に)ケガしてスタンドで応援していたので、選手権に出たい気持ちが強かった」と話していた。
[2013年12月31日17時33分 日刊スポーツ 記事]